日本海東北自動車道 シークエンスデザイントンネルルート/ sequence design / 国土交通省 酒田河川国道事務所 |
Facebookページ「空と海と山のであうみち」開設! ‖コンセプト‖ 2012年春に開通した区間のうち、天魄・あつみ・かたのりざわ・小波渡の連続する4本のトンネルには、 これまでの閉鎖的で暗いトンネルのイメージを一新し、安心で快適なドライブを支援するため、 世界でここにしかない試みとして、ルート全長に走行シークエンスデザインが導入されています。 シークエンスデザインとは、速度をもって道路を走行するときのシークエンス (走り進むにつれ連続的に展開するひとつづきの視環境)を対象にした、時間軸をもったデザインです。 ドライバーが走りやすいよう、ストレスなく自然に道路空間の認知-行為をサポートすることをひとつの目的にしています。 長大なあつみトンネルはじめ、4本が連続する延べ1万2000mを超えるトンネルルート走行では、トンネル内の壁面に、 視覚効果のある進行方向に伸び縮みするストライプ・パターンがデザインされています。 このデザインは単なる美観のためではなく、次のような役割が期待されています。 ///// ‖内と外のギャップをつなぐ‖ 繰り返し起こるトンネル内外の光の明暗差は目を眩ませ危険です。 そこで、通過するときに、トンネルの出口と入り口区間が連続して感じられるよう、出入口前後の区間は、 安定して視線をガイドする太く長いラインでドライバーを先へと導くデザインになっています。 |
‖走行位置のガイドとして‖ ‖日常の方向感覚の再現‖ ‖トンネルシークエンスの時空間旅行‖
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photo: momoko matsumoto |